清子だより
「清子の家」の行事のお知らせや、報告を載せていきます。
9月の定期開館は 17日(月命日・第3日曜日)のみです!
9時~「清子の庭」 草刈り・畑仕事
10時~16時 開館 普段より1時間延長します
清子の生前映像(35分)も上映
13:30~15:30 「書道アート講座」(予約不要・参加費は入場料のみ)
講師は 書家 三浦和恵 さん「第一回永瀬清子書道アート展」実行委員会
清子のことばで書道アートを作るワークショップです。
お好きな清子作品・その中の言葉を選んで、自由に書く。
会場には、永瀬本やお手本、筆・ペン、紙・葉書も用意があります。
その場でアート展に応募することもできます(有料)
↑アート展のホームページには清子のことばが沢山!
芸術の秋 手ぶらで、お気軽にご参加ください!
10月講座 予約受付中! 10/21斎藤講座 10/9若松講座は満席御礼
来年2月からの「第七回永瀬清子現代詩賞」募集に向けて
詩作講座第2弾開催!
夜の詩作講座
「午前2時の手帖」
講 師:斎藤恵子さん
岡山県詩人協会 副会長
日 時:2023年10月21日㈯
18:00~20:00
会 場:赤磐市松木691 清子の家
参加費:1000円 定員12名 要予約
お申込みはこちらPeatix申込ページ
前回の講座の様子はこちら
KIYOKO NEWS 8月号をお届けします。
9月17日㈰ 13:30~15:30 には 書道アート講座を開催!
参加費は入場料300円のみ
講師は「永瀬清子書道アート展」を主催される 書家 三浦和恵さん
芸術の秋に、清子の詩を写詩で味わってみませんか?
作品はその場で、「書道アート展」へ応募(有料)することもできます。
第一回永瀬清子書道アート展ホームページ(作品募集中~9/30〆切→10/20必着に延長!)
7月には、清子さんとゆかりの深い方のご来場もありました。
暑さ厳しい折ですが、風がぬけると涼しい町家「清子の家」
8月は命日17日㈭と20日㈰に開館して、みなさまをお待ちしています。
若松英輔氏による「詩を書く人のための講座」
満席御礼!!
日時 2023年10月9日(月・祝) 14:00~15:30
会場 赤磐市松木691 清子の家
参加費 1000円(学生無料) 定員20人 要予約
(福武教育文化振興財団 助成事業)
来年2月からの「第七回永瀬清子現代詩賞」作品募集に向けて、
前回大好評だった講座を開催します。
今回は講師の若松さんが永瀬清子生家「清子の家」に来場!
清子さんが子育てや農作業の生活の中でことばを紡いだ「詩作の現場」で、
自らの「ことば」を紡ぐ、「詩」に向き合ってみませんか?
詩を書く仲間たちと集い、学び、思いを語らう時間を過ごしてください。
キャンセル待ちご希望の方は メールでこちらから
(電話の方は事務局 070-3783-0217 へご連絡ください)
JR熊山駅からの送迎をご希望の方は予約時にご相談ください。
学生さんは無料になりますので、必ず学校名と学年をお知らせください。
7月14日㈮ 13:30~「きよこのくら」上映!!
場所「清子の家」 料金:入場料込み1000円 約35分
(上映後、建物案内など ~15:30終了予定)
赤磐市「詩のピクニック講座」の皆様の来場にあわせて、「清子の家」で 映像「きよこのくら」を上映します。
地元出身中村智道監督による作品で、縁者へのインタビューとアニメーションで清子の世界が浮かび上がる。イタリアの短編映画祭でも上映された秀作です。
講座受講の方でない飛び入り参加を受け付けます!
ご希望の方はメールでご予約ください。
14日㈮当日のご希望は070-3783-0217へお電話ください。
映像「きよこのくら」ページへ
16日㈰の清子の庭は 9時~草刈り・掃除 10時頃~畑作業をします!
井戸の奥、柿の木の下に新たな畑を開墾。
何を植えるかは当日のお楽しみ!助っ人募集中です!
テゴいただいた方には「定食ぽん太」の炊き込みご飯🍚が待っています!
また、母屋では 永瀬清子の生前映像を上映。
その人生と清子自身が語る詩作への思いを、ぜひご覧ください!
熊山駅⇔「清子の家」への送迎希望の方は、メールでご相談ください!
KIYOKO NEWS 7月号をお届けします。
永瀬清子生家「清子の家」周辺では、農家のみなさんの田植えが終わり、田んぼの水面に新田山の色濃い姿が映っています。
6月の蚊取り線香が香る「清子の家」では、清子作品を読む朗読の声が響きました。
新婦人の会の方々による朗読会では清子作品「有事」も読まれ、改めて平和を願う時間が流れました。
また、7月からは「第一回永瀬清子書道アート展」の作品募集が始まります!
募集期間は7月1日~9月30日。
清子自身も版画家棟方志功とコラボした詩画作品など、アーティストとの交流もありました。
詳細は「永瀬清子書道アート展実行委員会」さんのホームページへ!
朗読ワークショップー永瀬清子を読むー
6月17日㈰ 10時~12時 岡西公民館(岡山市北区) 14時~16時 清子の家(赤磐市)
参加費 3000円 各回定員 6名
詩を声で味わう「朗読」。読み手と聞き手が感動を共有できます。
講師に昨年大好評だった俳優 真実一路さんを迎えて、永瀬清子の詩・エッセイを朗読レッスン。
手軽にできると思われている朗読ですが、遠く、深く、きちんと伝えるためのテクニックを学ぶことができます。
4月16日に開かれたワークショップ「永瀬清子の詩から紡ぐ糸」
グレンデルのおやつを食べながら、「詩のソムリエ」渡邊めぐみさんから、清子作品のレクチャーを受けながら、各自で選ぶ毛色のイメージをふくらませたところで、カカラウールワークスさんから糸紡ぎのてほどき。
先生がよりをかけていくと、魔法のように糸が伸びていくのに。「羊と友だち」になるのは難しい…。同じ「夜明け」の言葉からも紡がれた色はさまざま。みなさん苦労されながらも、楽しい時間がながれました。
4月16日㈰ 9時から清子の家の「清子の庭」にて
10時~の開館にむけて、庭そうじ(草刈り・草抜き)をしますので、お助けください!!
参加費無料 予約不要 用意するもの【水分・体力・手袋など草取りの道具】
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4月16日の朝 3台の草刈り機が清子の庭に現れました!
作業していただいたみなさん、本当にありがとうございました。
2022年11月、「両備バスガイドチャンネル」で両備バスのバスガイドさんが詩人永瀬清子生家「清子の家」に来場。 備前エリアの「後世に遺したい伝統文化・伝統行事」に取り組む人々を取材するシリーズで永瀬清子生家保存会の横田理事長が語りました。
⇐ 画像をクリックしてご覧ください。
(YouTube画面へ)
動画提供:両備ホールディングス株式会社様
両備バスガイドチャンネル で備前エリア7市町の伝統文化・伝統行事もご覧ください。
遅くなってすいません!
2月19日㈰に開催しました「第六回永瀬清子現代詩賞表彰式」の様子です。
左 永瀬清子現代詩賞受賞の吉岡幸一さん
右 横田都志子理事長
続きの写真もご覧ください
集合写真は「現代詩賞」ページへ
黄石(トパーズ) 永瀬清子
短くとも美しい時間が欲しい。
何も生めぬごたごたの時間の流れの中で
そこだけ光がさしこんでいるような――
それは一日がすみ、みんなが寝しずまってから来るので
ひとりになってから来るので、多分世間で「生活」といっているものとちがう。
人からみて甘さもよろこびもない。
美しくもない闇の中。
この詩からイメージされた和菓子がこの写真です。
「詩を食べるワークショップ」では、清子作品をまず朗読で味わい、詩から想像する色や味を和菓子にデザイン(イラスト)することで味わう。
参加者のデザインの中から一つ、老舗芭蕉庵にお願いし和菓子に具現化。これが次回の「紅梅忌限定和菓子」となり、味わうことができます。
2月19日紅梅忌では、昨年の紅梅忌ワークショップで清子作品「三月」からデザインされた和菓子がお茶席で「本日の限定和菓子」としてお披露目されます。
来年に向けての清子作品は何でしょう?あなたもデザインしてみませんか?
ワークショップは2/19㈰11:00~12:00、「清子の家」母屋2階で行います。
予約制で定員10人、参加費1000円(限定和菓子付)です。ご予約お待ちしています!
1月20日、日英バイリンガル朗読パフォーマンスをするお二人が「清子の家」にいらっしゃいました。
文学研究者で翻訳家の菊地利奈さん(滋賀大学教授・キャンベラ大学客員准教授)とジェフリー・アングルスさん(西ミシガン大学教授)
町家建築の永瀬清子生家を大変喜んでくださり、母屋の隠し部屋からは入ったきり、なかなか出てこない…(笑)
清子さんの生前映像を見ては「かわいいおばあさんですネ」と笑顔。
落ちついてから、母屋、釜屋、離れ和室で清子作品のバイリンガル朗読(日本語と英語での連続朗読)をされました。
「美しい國」「田と詩」「私は地球」…。短い連に分けて、日本語と英語が繰り返されるライブ感は、スタッフ3人も初めての素晴らしい体験でした。
写真・動画撮影はカメラマンの深堀瑞穂さん。 ストーブ上のやかんが湧く音や鳥の声さえBGMにしての撮影はさすがです。ご厚意により、深堀さん撮影の写真をここにUPします。
後日、編集ができたら朗読動画も見せていただけるそうなので、お楽しみに!
左記のとおり 2023年2月19日㈰に
「第四回紅梅忌」を開催します。(予約不要)
午前中は清子を偲ぶ「紅梅忌」
午後2時からは「第六回永瀬清子現代詩賞表彰式」です。
「紅梅忌」では、コーラスグループポレポレのみなさんによる
清子作品の「美しい國」、「磐梨中学校校歌」などの合唱。
耳で味わう、清子の言葉をお楽しみください。
前回ワークショップで清子作品「三月」からイメージされた和菓子デザイン画を老舗「芭蕉庵」さんに作っていただいた限定和菓子もお楽しみです。
また今回も「詩を食べるワークショップ」をやります!こちらはご予約ください。
午後は「第六回永瀬清子現代詩賞表彰式」と参加者交流会。
昨年2月~5月の期間中に全国から集まった326作品から選出された30作品は秀作ぞろい。
作品集は当日から1000円で頒布します。
表彰式の後には入選者のみなさんと詩を語らう交流会を実施します。詩作に興味のある方はぜひご参加ください。
ご参加の際はマスク着用、手指消毒等にご協力ください。
11月23日・26日・27日の3日間
「永瀬清子書道アート展」が華やかに開催されました!
「清子の家」はたくさんの清子のことばで埋め尽くされました。
三浦和恵さんや書道教室の皆さんはお着物での参加で、ワークショップをがんばるみなさんの様子はさながら「寺子屋」。
たくさんの作品の中、母屋2階での写詩で「詩を書くよろこび」を感じていただいたり、消しゴムはんこ作りで集中したり。最後にはみんなで母屋の隠し部屋を発見。
清子の家と書と着物はベストマッチ。今後も家を生かしたイベントが生まれたらと思います。
今年5月、地域探検の途中に「清子の家」へやってきた、地元豊田小学校3年生のみなさん。
6月末には公民館で、生前の清子さんと交流のあった当会小林理事の話を聞きました。
季節のよくなった先日11月2日、改めて3年生のみなさんが「清子の家」にやってきました!
今回は最初に永瀬清子自身が詩作や家族の事を語る生前映像を見ていただき、保存会理事長からの手紙を読んで、母屋2階や釜屋、隠し部屋を見学しました。
アンケートには下記のうれしい言葉をいただきました。見学ありがとうございました。
「また来たいです。」「(永瀬清子が戦中を語った)「ほうりつにしばられるのはいや」というのも自由で、さんせいだなと思いました。ながせさんはあらためてすごいなと思いました。」「清子さんが自分の家を大切にしていたのが分かりました。」「まい日しょうじきに、したことを詩にかいていた。かくしべやがあったなんてびっくりした。」「ながせきよこさんが心をおもって し をかいていて、すごいと思いました。」「ながせきよこのことがしれてうれしかったです。」「ほぞんかいの人のきもちがよくわかった。」「いろいろとわかってたのしかった。くふうがくみこまれているのがすごく分かった。」
映像「きよこのくら」上映会開催!(約35分・予約制)
2017年、清子生家の蔵を解体せざるを得なかった保存会の無念を、記録映像にしていただくことを赤磐市出身の映像作家 中村智道監督に依頼しました。
ドキュメンタリーと監督自作アニメーションで永瀬清子の世界が見事に出現します。
●日時︓2022年11月20日㈰ 15︓00~ 定員20人
料金︓1000円(入場料込・17才未満500円)
会場︓永瀬清子生家「清子の家」
(赤磐市松木691地図)(通常開館10~15時)
会場駐車場数台
(満車の場合は赤磐市熊山支所駐車場へ 支所→生家 徒歩7分)
JR熊山駅から2㌔ 徒歩約30分
(熊山タクシーは予約不可/市民バスは運休日)
終了後はスタッフ車で熊山駅までお送りできます。予約時に相談ください。
上映の都合上、入口を閉めますので、5分前までに来場ください。
●日時︓2022年11月19日㈯ 18︓00~ 定員10人
料金︓1500円(ワンドリンク付)
会場︓「カフェ・定食 ぽん太」
(岡山市北区国体町国体町1-11 1F地図)岡山駅から徒歩10分 岡山済生会総合病院となり
ご予約は 永瀬清子生家保存会事務局へ 予告動画はこちら
メール 0217@nagasekiyoko-hozonkai.jp(電話070-3783-0217)
9月24日㈯の真っ暗な夜、「清子の家」離れに灯をともし、詩作講座「午前2時の手帖」を開催しました。
永瀬清子作品 「疲れ…一日の苦労の果てに」
講師の斎藤恵子さん作品 「磨屋町」
の2作品を横田理事長が朗読してスタート!
皆さん、事前にあたためた思いや、講師からのお題を元に、静かに、熱心に書き出していきました。
言葉をそのまま持ち帰る方もあれば、講師に見てもらい、講師の直しで気づきが生まれる方も。
講師の斎藤さんからは「みんないい詩が書けてる」と感想が。
最後は詩に親しむ仲間として和気あいあい。とてもいい時間が流れていきました。
「第六回永瀬清子現代詩賞」が決定しました!
吉岡幸一さんの「いつか誰かのそばで」です。
また今回、優秀な作品が多く、選考委員の方々の協議のうえ、最後まで選考に残った2作品、内村佳保さんの「あなたのかたち」、中西邦春さんの「一日」を特別に「優秀賞」として選出することとなりました。
この3作品と他の一次選考通過作品をまとめた「第六回永瀬清子現代詩賞作品集」を制作中です。来年2月の表彰式から頒布開始となりますので、しばらくお待ちください。
詩を書くよろこびを伝え続け、「いつかだれかにわたしの思いを」伝わるようにと、詩作を続けた永瀬清子。
清子の思いを伝えるべく「永瀬清子現代詩賞」を創設して今回で六回目。運営継続のために、今回から応募料をお願いしたにも関わらず、多くの方が思いを込めた作品をお届けいただき、ありがとうございました。引き続き、多くの皆様が今を生きる糧の一つとして、内なる思いを表現する場として詩作に取り組んでいただければ幸いです。
「待たずして逝きし人の御前に」 曽田章楷 書
日が暮れて盆提灯を点け、線香を焚けば死者を想い出します。
この言葉は短章集『蝶のめいてい』の文庫版中扉の裏に書かれている一文です。
8月の月命日に曽田様からこの書をいただき、後日母屋の2階の床の間に掲げました。
ところで、、、 これはいったい誰のことなのか?
永瀬清子の研究者 白根直子さん(現 赤磐市教育委員会の学芸員)は仏文学者の山内義雄であると答えて、その確信ぶりは潔く、真実はそれしかないと思いました。
『かく逢った』(1981年 編集工房ノア)では永瀬は同氏の無償の行為を哀悼しつつ、「期待されたほどの詩が書けなかったことのみが先生にはすまないが、先生はいまもなお私を見守っていてくださるような気がする。」と結んでいます。
この世とあの世の人口を比べればあの世の方が絶対多数であり、逝った人がなおも見守ってくれているという確信を持って生きることはそうでないより随分心強いに違いありません。
5月17日、にぎやかな声にスタッフが開館準備中の生家大戸を開けたところ、地元豊田小学校3年生の探検隊が現れました!
急きょ探検スタート。みなさん、清子の家の古い作りや井戸に興味津々でにぎわいました。
探検隊の皆さんは、6月30日に改めて清子の家を訪問の予定でしたが、熱中症アラートのため断念。
代わりに、小学校近くの赤磐市くまやまふれあいセンターで、永瀬清子と直接交流のあった保存会の小林一郎理事から、永瀬清子生家保存会を作った話を聞いたり、清子の家を修理している時の写真や2階「永瀬清子展示室」を見ながら清子さんの話を聞いたりしてもらいました。
生徒さんからは「隠し部屋があるって聞いた!」「清子さんとどんな話をしたの?」「清子さんはどんな想いで詩を書いたのか?」などいろいろな質問が出されました。
秋になって涼しくなったら、改めて清子の家に来てくださいね。隠し部屋の探検や、井戸の水汲みをやってみましょう!
永瀬清子は生前、岡山県庁への通勤や京橋の定期船乗り場へ行くのに、宇野バスを利用していました。
その宇野バスさんで企画された「永瀬清子の二十四節気」ポスターも本日が最終の「芒種」。
今日、宇野バスに乗られる方は車内でぜひご覧ください。
昨年の「夏至」から一年間、写真家の田中園子様、デザイナーの田中雄一郎様、Webデザイナーの三宅真人様と永瀬清子作品のコラボを本当に楽しませていただきました。清子のことばが立ち上がってくる色・デザインは本当に素晴らしい作品でした。ありがとうございました。
「永瀬清子の二十四節気」はこちらでもご覧ください(宇野バスホームページ)
「第六回永瀬清子現代詩賞」は5月17日に募集を終了しました。
今回は、327作品のご応募がありました!
北海道から沖縄まで全国の方から思いの詰まった作品が届けられました。ありがとうございます。
これから夏にかけて、選考をすすめてまいります。
「永瀬清子現代詩賞」の発表は10月初旬になる予定です。
楽しみにお待ちください。
第六回永瀬清子現代詩賞の応募締切
「5月17日」が迫ってきました!
この賞に合せて4月30日に開催しました
若松英輔さんによる
「詩を書く人のための講座」
は満員御礼で、赤磐市松木の「清子の家」は熱気にあふれていました。
オンラインでのライブ講義でしたので、参加のみなさんからは詩に向かう時の様々な悩みがなげかけられ、
若松さんからは、清子の短章集の言葉を用いながら、ていねいに、わかりやすく、豊富な言葉が届けられました。
みなさんが波打つようにうなずかれる姿が印象的でした。
現代詩賞の応募は17日消印有効です。講座ご参加のみなさま、各所で詩作中のみなさまの作品の到着を「清子の家」で事務局一同お待ちしています。
<朗読会>
日時 2022年5月15日㈰ 14:00~16:00
定員 30人
<朗読ワークショップ>
日時 2022年5月17日㈫ 14:00~16:00
定員 10人
永瀬清子生家「清子の家」で永瀬清子作品を味わう
「朗読会」を行います。
朗読は「花子とアン」などテレビや映画・舞台で活躍されている俳優 真実一路さん。
生家保存会から廣瀬ふみ世、横田都志子も参加します。
耳から味わう作品はひと味違います。ぜひ、詩の生まれた場所で目から耳から清子作品を体感してください!
また、17日は俳優 真実一路さんによる
「朗読ワークショップ」を開催。
清子生家で実際の指導を受けられるチャンスは貴重!
あなたの声と言葉 もっと遠くへもっと深く
きちんと伝える真実の朗読作法を学びましょう!
各会とも参加費は3000円
ご予約は保存会事務局へできるだけメールでお願いします。
一般の方のご予約は受付終了しました。申し訳ありません。
学生の方のみ、若干名対応いたしますのでご相談ください。
日時 2022年4月30日㈯
14:00~15:30
会場 詩人永瀬清子生家「清子の家」
「第六回永瀬清子現代詩賞」の選考委員の一人、若松英輔氏による「本気で詩を書く方」へ向けた詩作講座が実現します!
定員は20人、「清子の家」での受講です。
講師は現地来場ができませんが、リモートでつなぎ、会場スクリーンにてライブで講義を行い、質疑にも対応します。
「NHK100分de名著」の解説やご自身の公式講座など指導経験も豊富で、永瀬作品にも精通した若松氏の講座は大変貴重な機会です。
ぜひ、清子が詩作をした聖地で、「詩を書く」ことを改めて考えてみませんか?
ご予約は保存会事務局へできるだけメールでお願いします。
(講師からのメッセージをお伝えします)
学生無料です!(予約時、学校名・学年を連絡ください)
現代詩賞は17歳以上の方対象ですが、この講座は年齢制限がありません。
ぜひ、若い方々のご予約をお待ちしています!
(配信の予定はありません)
有事
永瀬清子
戦争が来たらと云う。
戦争が来たら、という声そのものがもう有事なのだ。
戦争で一番おそろしいのは
一時の気の迷いで後悔を贖うことだ。
えらい詩人にもたくさんの例があることを私は見ている。
自分の信ずること以外には したがうまい。
そんな単純なことでもちゃんと決めておかないと、
きっとその時になれば
五寸釘を折り曲げるように曲げられる世の中なのだ。
おそろしい。
私はもう有事を語っている
短章集『焔に薪を』より
「不屈の精神」を意味する梅。
困難を抱えている方々が安寧の春を迎えられるよう祈って
「清子の家」の中庭で梅の蕾が膨らみ始めたこの季節に、今年も永瀬清子を偲んで「紅梅忌」を開催いたします。
(永瀬清子命日の2月17日㈭13時~15時には「清子の家」の例月開館をいたします)
「紅梅忌」は第三日曜日の2月20日㈰の開催です。
当日午前中は墓参の後、式典で清子作品朗読と今年の和菓子のお披露目を行い、午後は予約制のワークショップです。
ワークショップは昨年5月に開催し、好評いただいた清子作品を題材にした和菓子デザインワークショップの第二弾です。
時節柄、お茶会はできませんが、参加ご希望の方はメールかお電話でご予約ください。
感染症対策を実施して開催いたします。ご来場の際には体調にご留意のうえ、マスク着用、手指消毒、検温にご協力ください。
11月21日は「清子の家」で初心者向けの詩作講座を行いました。
7名の参加者をお迎えし、まずは清子ランチをお出ししました。
講師の詩人石川早苗さんの実践的な詩を書くプロセスに
参加者の顔が一気に明るくなり、思い思いの場所へ移動し詩作。
個別のアドバイスの時間を設けて下さり、皆さん嬉しそう。
完成した方の発表を聞きながら、お茶とお菓子でくつろいで頂きました。
「永瀬清子の二十四節気」ポスターが、今日から24回に渡って、岡山市内外を走る宇野バスの運転席後部に掲載されます。
永瀬清子の詩の中から選んだ24の言葉と、写真家田中園子さんの写真を、グラフィックデザイナー田中雄一郎さんが構成、デザインをされました。
二十四節気では、今日は夏至(げし)です。
2020年度の総会を、岡山市北区きらめきプラザ6Fウイズセンター会議室にて行いました。
保存会は、皆さまのご支援のおかげで、大きく変化を遂げるための土台を作る事ができました。21年度の行事計画も盛りだくさんです。
コロナで予定通りに行かないことばかりですが、前を向いて進んでゆきます。
生家の庭に長く咲き継いできた水仙を
整備した庭に植え替えしました。
たくさんの方が早くから集まって下さり
樅木の根方に。
清子の思いを引き継げました。
「紅梅忌」は会員数名で行うことになりましたが、予定していた中庭へ紅梅を植える準備は進めています。
畑として使っていた井戸の裏側も雑木が蔓延っていたので、重機で整えています。
いよいよ改修工事も終盤を迎え、春遠からじです。
初春のお喜びを申し上げます。
そろそろ第六回の募集要項が出る頃と心待ちにして下さっていた事と思います。
保存会では現代詩賞を立ち上げ、第五回まで夢中で刊行してまいりました。
ノウハウもようやく身に付いてきた矢先でしたが、身の丈に合った運営を、もう一度考え直すこととなりました。
2021年度の「永瀬清子現代詩賞」の募集は行いません。
少し形を変えた「第六回永瀬清子現代詩賞」の募集に向けて
色々と尽くしてまいりますので、その折にはどうぞ宜しくお願いいたします。
10月17日(土)9:00~12:00
二度目の「瓦洗い」を開催します。
生家離れの屋根から下ろした瓦を洗って下さい。洗った瓦の裏にご自分の名前を書いていただきます。後日、職人さんが屋根に葺いて下さいます。
9:00~お昼までの間で、それぞれ都合の良い時間にお手伝いをお願いします。
前回参加して頂いて名前を書いてない方は、ぜひお立ち寄り下さって名前を書いて下さい。
駐車場は熊山支所をご利用下さい。
2020年9月20日(日)岡山県立図書館において
今春のクラウドファンディングにて「きよこのくら」
鑑賞券の「購入者限定」の上映会をいたします。
購入して下さった皆さまへは、ご案内を送付しました。
なお鑑賞券をなくされた方は、今回の案内状をお持ち下さい。
当日券はございません。
9月17日の掃除と朗読は中止となりました。
離れと釜屋の改修工事は、9月を前に
ここまで来ました。
草まぶれの離れも、棟梁の手にかかり清子の母が暮らした和室の姿を現し始めています。
お風呂と釜屋の屋根も葺かれました。
離れの瓦は、これから降ろし洗い割れの無いものは、屋根に戻します。
今年10月17日(土)に予定しておりました、
第五回永瀬清子現代詩賞の表彰式を、新型コロナウイルス感染拡大を鑑み、中止することと致しました。
楽しみにしてくださっていた皆さま、表彰式に代わるものをWebにて配信出来ないかと計画しております。
また、
来春には改修中の離れのお披露目もございますので、世相が落ち着きましたら、ぜひ生家へお越し下さい。
第五回永瀬清子現代詩賞へ
ご応募下さいました皆さま
お待たせいたしました。
応募総数400編の中から
一次選考通過作品29編を選び
その作者宛に
一次選考通過のお知らせを
発送いたしました。
生家の茂った庭がきれいになりました。
長い間手付かずだった雑木やガレキを少しずつ片付けて
最後は本職の方にお願いしました。
たくさんの方が助っ人に来てくださり賑やかな月命日でした。
昨年、生家を訪れて下さった大田美和さんが、今年 中央大学杉並高等学校に入学し
自宅待機している生徒さんに向け校長として祝辞を述べられています。
その中に、永瀬清子のエピソードを引用しておられます。
宇野バス(宇野自動車株式会社)さんのご厚意で車内に永瀬清子生家保存会のチラシを置いてくださいました。どんな風に置かれてあるのか見に行くと、最前列一人掛けの手すりに紐で吊り下げてありました。
「宇野バスと私」というエピソードをラジオに送るチラシと並んでいました。
長島(岡山)にあるハンセン病療養所「愛生園」に、保存会のメンバーが訪れました。愛生園は清子が、まだまだ偏見しかなかった昭和23年から40年間通い詩作の指導や選者をおこなった所です。
画像は、園内に有る「さざなみハウス」から見える海です。
画像は、母屋の二階から見た離れです。14年掛けて、1000円500円と支援して頂き、やっと母屋だけを修復することが出来ました。14年というのは産まれた子供が高校受験をするほどの年月です。離れと世帯場はもう~次の台風で倒れそうな状態です。永瀬清子の熊山での生活を語るには、この場所を失うわけにはいきません。急いでいます。焦っています。
生家保存修復に、ご支援をお願い致します。
クラウドファンディングから、https://readyfor.jp/projects/31356
振込用紙からもご支援いただけます。
(お問い合わせ下さい、リターンなどを載せたチラシと振込用紙をお送りします)