「清子の家」見学
入場料:300円(16歳以下無料) 第3日曜日には清子の生前映像を上映しています。
周辺は田植えの季節。蛙やつばめの声も聞こえてきました。母屋にはご寄贈いただいた「おやこの日記かきくけこ」、離れにはご寄贈いただいた「肖像画」を飾りました。
永瀬清子は終戦頃の混沌の時代に、松木の生家へ戻り、農作業と子育てをしながら詩作を続けました。
現在、母屋の重厚な町家建築の中では清子の詩集や生前映像を上映。その2階では清子作品を書いて味わう「写詩」の部屋を用意。清子の言葉も展示しています。母屋から石段を降りれば竃(かまど)の残る釜屋があり、紅梅の中庭を抜ければ離れの和室へ。
外庭には現役の水汲み井戸、遠くからも見える背高の樅(もみ)の木と榧(かや)の木、葉裏に字が書ける多羅葉(たらよう)の木、白梅の古木があります。
母屋には他にヒミツも…
2021年の改修でできた<売店>には、現代詩賞作品集に加え、「二十四節気はがき」「ことばの薬」など清子のことばを味わうグッズを用意しました。
詩が生まれた場所で、清子の暮らしと作品を味わってください。